一般展示(2024年12月)

掲載日
2024年12月5日

『三島と国産ペニシリン物語』(12月~1月)

一般企画展示写真
展示内容
多くの人の命を救った抗生物質「ペニシリン」。日本で最初に大量生産されたのは三島の地でした。製造に関わった森永製菓・東レのお話や、三島高等女学校(現三島北高等学校)の学徒動員についてなど、国産ペニシリン開発について、関連資料を紹介します。
展示資料
国産ペニシリン第一号誕生の地三島(抜粋)』 松本邦男/著
森永製菓一〇〇年史-はばたくエンゼル、一世紀-』 森永製菓株式会社/編集 森永製菓 
大場誌』  大場誌編纂委員会/編集 大場町内会 
三島高女・北高百年史 本編』 三島高女・北高百年史編纂委員会編集 百年史刊行委員会
抗生物質の話』 梅沢浜夫/著 岩波書店
碧素・日本ペニシリン物語』 角田房子/著 新潮社 ほか
 
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『古今伝授のまち三島』(12月~1月)

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展示内容
 室町時代の文明3年(1471)、東常縁(とうつねより)から宗祇へ「古今伝授」が行われました。古今伝授とは、古今和歌集についての秘説の伝授であり、このときは2回にわたって行われ、初度は三島で、後度は三島または常縁の地元である美濃国郡上(岐阜県)で行われました。戦乱の絶えない当時、東常縁は幕府の命により三島に滞陣していたため、三島の地で古今伝授が行われました。中世の三島は三嶋大社の門前町として発展し、また、東西交通の要地にあり、古今伝授のような文化的な交流が生まれやすいまちであったといえます。今回の展示は、令和6年5月に三島市観光協会と郡上市観光連盟との間で「古今伝授のまち」推進に係る連携協定が結ばれたことなどを契機に三島が「古今伝授のまち」であることを多くの方に知ってもらうため、古今伝授の内容や三島で行われた歴史的な経緯等を紹介するものです。
関連図書
百人一首と古今伝授-古今伝授のまち三島からその源流をさぐる-』 三島市郷土資料館編 三島市郷土資料館
連歌師宗祇の実像』  金子金治郎/著 角川書店
連歌師という旅人』 廣木一人/著 三弥井書店 
宗長日記』柴屋軒宗長/著 島津忠夫/校注 岩波書店 ほか
 
 

『どうなるの?新庁舎』(12月)

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展示内容
 三島市役所の本庁舎は昭和35年、中央町別館は昭和34年に建設され、現在60年以上が経過しています。建物の老朽化と共に市役所の機能が分散していることから、市民の皆さんの利便性や職員の事務効率化にも支障をきたしています。三島市では、令和13年度の利用開始を目標に、新庁舎の建設を計画しています。このたび、事業の骨格となる基本構想案が決定したのでぜひご覧ください。あわせて、図書館の資料を紹介します。
関連図書
世界の水辺都市への旅』 芦川智/編 芦川智/著 金子友美/著 鶴田佳子/著 高木亜紀子/著 彰国社
丹下健三と都市』  豊川斎赫/著 鹿島出版会 
色彩の手帳-建築・都市の色を考える100のヒント-』  加藤幸枝/著 学芸出版社  
コンパクトシティはどうつくる?-暮らしてみたいまちづくり-』 竹村登/著 工作舎
トラフの小さな都市計画』 鈴野浩一/著 禿真哉/著 山口洋佑/絵 平凡社
社会科見学!みんなの市役所 1階』オフィス303/編 汐文社 ほか
 
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『お正月料理』(12月)

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展示内容
 12月に入り、2024年も残すところわずかになりました。新年を迎えるにあたり、様々な準備をされる方も多いと思います。今回は、おせち等の料理の本を展示しますので、ぜひご活用ください。
関連図書
我が家のおせちー決定版ー』 有元葉子/著 東京書籍
ばぁばのおせち』  鈴木登紀子/著 文化学園文化出版局
おせちと一緒に作りたいお正月のもてなし料理』  上島亜紀/著 成美堂出版 
「賛否両論」おせちの本完全版』 笠原将弘/著 KADOKAWA 
御節大観』 六雁/監修 旭屋出版編集部/編 ほか

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『障害者週間』(12月)

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展示内容
 毎年12月3日から9日までの1週間は「障害者週間」です。三島市立図書館では、その展開のひとつとして、市内の各施設で作成された絵画作品を展示します。みなさんも本を通して知ることから始めてみませんか?
関連図書
障がいのある子が「親亡き後」に困らないために今できること』 鹿野佐代子/著 明石久美/著 PHP研究所
障害のある子とともに楽しむインクルーシブ運動あそび』  辻内俊哉/著 いかだ社
みんなが過ごしやすい町のバリアフリー 調べよう!3』 川内美彦/監修 小峰書店 
読書バリアフリーの世界』 野口武悟/著 三和書籍 ほか
 
 

『追悼 谷川俊太郎』(12月)

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展示内容
 現代を代表する詩人の谷川俊太郎さんが、11月13日に老衰のため亡くなりました。1931年に東京で生まれた谷川さんは、高校時代に詩を作り始め、1952年、詩集「二十億光年の孤独」でデビュー。生きるすばらしさをつづった「生きる」や、世界中で朝を迎える様子を描いた「朝のリレー」など教科書に掲載された詩も多く、親しみやすいことばで表現された詩は世代をこえて読み継がれてきました。絵本「スイミー」や「マザー・グースのうた」など海外の名作の翻訳を多く手がけたことでも知られています。 
 
関連図書
生きる』 谷川俊太郎/詩 岡本よしろう/絵 福音館書店
スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし』  レオ・レオニ/作 谷川俊太郎/訳 好学社
二十億光年の孤独』 谷川俊太郎/著 W.I.エリオット/訳 川村和夫/訳 集英社 
人生相談 谷川俊太郎対談集』  ほか
 
 

『お家の絵本』絵本のまち三島(8月~)

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展示内容
大人にもおすすめの、おうちに関する絵本を集めました。
絵本は子どもだけのものではありません。生まれて初めて出会う芸術ともいえる絵本は、子どもが読むからこそ、大人にとっても魅力あるものでなければならないといわれています。創造性や想像力を育み、心の宝物となり、嬉しい時も悲しい時も人生のあらゆる場面ですべての人に寄り添う、一生の支えとなる力を絵本は持っています。この絵本の力を活用して、老若男女すべての三島市民にとってウェルビーイングの実現を目指す、それが「絵本のまち三島」です。
関連図書
うさこちゃんのおうち』 ディック・ブルーナ/ぶんえ まつおかきょうこ/やく 福音館書店
三びきのこぶた-イギリスの昔話-』  ポール・ガルドン/え 晴海耕平/やく 童話館 
百年の家』  ロベルト・インノチェンティ/絵 J.パトリック・ルイス/作 長田弘/訳 講談社 
100かいだてのいえ』 いわいとしお/作 偕成社
みんなで!いえをたてる』 竹下文子/作 鈴木まもる/絵 偕成社 ほか
 
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