ボイスキュー2018年4月

ボイスキュー

ボイスキュー2018年4月

ユリイカ-詩と批評-第49巻第10号7月臨時増刊号

三島市の名誉市民、大岡信さんが亡くなられてから1年がたちました。「折々のうた」をはじめ、詩作や評論を通じて日本語の可能性を探り続けてきた大岡信さんの追悼特集です。文学のみならず音楽や現代美術をふくむ芸術分野にひろく残されたその足跡を辿りなおします。 
三島在住の作家、間宮緑さんの追悼文も掲載されています。

魔女の宅急便

このたび、作者の角野栄子さんが国際アンデルセン賞を受賞されました。
宮崎駿氏の手により映画化され大きく知名度を得た作品です。これをきっかけに角野さんも作家としてステップアップしたように思われ、宮崎氏の児童文学への慧眼にも驚かされます。
すっかりおなじみになったこの作品は、13歳の魔女キキの物語です。海辺の大きな町で相棒の黒猫ジジといっしょに『魔女の宅急便』を始めたキキは、いろいろなものを運び、いろいろな人と出会い、すこしづつ成長していきます。

スパゲッティがたべたいよう

1979年にスタートしたおなじみのシリーズ。かわいらしい「ちいさなおばけ」アッチ・ソッチ・コッチたちが大活躍!
「魔女の宅急便」と同じ人が書いているの?と驚かれることもあります。角野さんが国際アンデルセン賞を受賞するようになった今でも、子どもたちのために新作が発表され続けています。