BE・ME 2013年10月
BE・ME
BE・ME 2013年10月
「いいね!」を増やすスマホ写真の撮影レシピ
スマホの技術が進化し、利用の幅が広がってきました。SNSなどインターネットを介しディスプレイで楽しむだけでなく、プリントアウトして個性豊かなアルバム作りに活用するなど、創作意欲を満足させる品質になっているようです。
風景・食卓から人物やペットまで、スマホ写真をとことん楽しむ情報が満載です。
活版印刷の本-凸凹感と活字を楽しむかわいい活版印刷のデザイン帖
名刺やショップカード、DM、紙もの雑貨といった実例のほか、活版印刷の特徴や仕組み、作業工程、原稿の作り方も紹介し、この本を読めば簡単に活版印刷を利用した作品の発注ができるようになっています。
こちらの本は「手紙社」という編集チームが執筆しました。彼らはwebマガジンを発行し、手づくり市の企画・運営を手掛けています。温故知新という言葉が示すように、今、若手のクリエイターが活版印刷を使ってデザインを手がける機会が増えてきています。手紙社の方向性や掲載されている事例も含めて、これがイマドキの活版印刷です。
カメラが撮らえた富士山の明治・大正・昭和
葛飾北斎の研究用資料として収集された富士山の絵葉書や写真などから、明治33年以降、昭和19年頃までの時代を感じる200点以上が紹介されています。
登山風景や登山者の服装の変遷など、連綿と続いてきた、富士山と人々との間にある信仰・産業・文化など生活の歴史を垣間見ることができます。私たち静岡県民にとって、それはスパンの長い定点観測のように感じられます。
家康公の時計-四百年を越えた奇跡
スペイン国王から贈られ、徳川家康が愛用したとされる日本最古の機械式西洋時計「家康公の時計」。時計をめぐる西欧列強と日本の交流史や、家康の知られざる一面、大英博物館による調査プロジェクトの成果などが紹介されています。久能山東照宮宮司で、博物館館長でもある著者の熱意が伝わってくるようです。