BE・ME 2012年11月号
BE・ME
BE・ME 2012年11月号
奇跡の美食レストラン-外でいただく“糖質制限食”-
おいしいものは、体と心を楽にしてくれます。糖尿病になったからといって、味気なくて無理のある制限食は今や時代遅れのようです。
ボリュームたっぷりのフルコースで糖質量20~40グラム。糖尿病治療の最前線を走るドクターと一流料理人がタッグを組んで完成した、血糖値を上げない本格料理とスイーツが楽しめる52の銘店が紹介されています。
生きのびるためのがん患者術-伝わる「ことば」の使い方-
がん患者となった著者は、みずからの心や体の状況を「ことば」にして医師や看護師、周囲の人々などに積極的に伝えようと努力し、日々成長していきます。その結果、治療方法や入院の日々が変化し、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を向上させることにも成功しました。
がんから生還した著者が、ささえあって生きのびるための知恵とわざを具体的な事例とともに綴ります。著者自身の体験からうまれた「がん患者便利帳」も収録。
宮本常一とあるいた昭和の日本 25
民俗学者・宮本常一が監修した月刊誌『あるくみるきく』。
幻の雑誌、とまで呼ばれていたものが、地域別・テーマ別に編んだ昭和日本の風土記集として順次刊行されています。宮本常一は目立った学歴を持たず、どの派閥にも属していませんでしたが、稀有なその人柄から生涯に渡って多くの人々と交流を持ち、生前に主宰した研究所ではたくさんの後進を育てました。
25巻では、日本縦断徒歩旅行、地神盲僧琵琶探訪記など、宮本常一に魅せられた若者達の旅の記録を収録。昭和の若者による自分探しの記憶でもあります。
柳宗理-「美しさ」を暮らしの中で問い続けたデザイナー 追悼特集-
スタイリッシュな生活に憧れを感じる方なら、世代や性別を問わず、一度は柳宗理の作品を手にしているのではないでしょうか。
こちらは、戦後デザイン界のパイオニア柳宗理の追悼特集です。柳宗理と三宅一生、西田善太と松浦弥太郎の対談や、シャルロット・ぺリアンのメッセージ、向井周太郎、森仁史らによる寄稿など、なかなか目にする機会の少ない記事がたくさん収録されています。