ボイスキュー2021年3月

ボイスキュー

ボイスキュー2021年3月

春は卒園・卒業、入園・入学・進級の季節です。今回は、春のお話や新しい生活について書かれている本を集めた児童コーナーの展示「おーい、はるだよー!」の中から3冊紹介します。

春をさがそう

 自然写真家の海野和男さんが、サクラやタンポポ、チューリップなど、春に咲く植物の様子や、林や野原などで春に活動する生き物たちの様子を写真で解説しています。色とりどりの花、それに集まる昆虫の様子が鮮やかに映し出されています。巻末には、自然観察をする時にデジカメで上手に写真を撮るコツが書いてありますので、親子で挑戦してみるのも良いと思います。

はるかぜさんぽ

 三島市にお住まいの絵本作家、えがしらみちこさんの絵本です。お気に入りのワンピースを着て、新しいお靴を履いて、女の子がてく、てく、てくと散歩に出かけます。さくら、しゃぼんだま、だんごむしにちょんちょんちょんとさわって遊び、タンポポの綿毛に誘われて春の野原に到着します。野原で風の声を聞いていたら、ちょんちょんちょんと女の子に触る手。誰でしょう?猫のしろちゃんの手でした。今度はしろちゃんと一緒にはるかぜさんぽに出かけます。おさんぽシリーズの1冊です。

あきらくんかおるちゃん

 1年生になったばかりのあきらくんとかおるちゃん。1年生は毎日がどきどき。名前を呼ばれて「はい」と返事をするのも、お友だちをつくるのも、ちょっと勇気がいります。そんなどきどきをのりこえて、あきらくんとかおるちゃんの新しい世界が広がっていきます。