ボイスキュー2024年2月
ボイスキュー
ボイスキュー2024年2月
児童書の新着資料から2冊紹介します。
りんごの村
三島市出身の児童文学作家、小出正吾さんが1950年に書いた本が新装復刊されました。お山のお城で村人を見守っているふしぎなおじいさまのいる、働き者ばかりのりんごの村がありました。村人はおじいさまに感謝しながら平和に暮らしていましたが、ふとしたことから信じる心を無くし、争い、働かなくなってしまいます。そんな中、若い母親が、病気の子供を助けるため、ひとり、おじいさまを信じお城に向かいます。信じること、考えること、働くこと、楽しむこととは何か、心を育むお話です。
それって本当?メディアリテラシーはじめよう-フェイクニュースとクリティカルシンキング-
現代は、情報であふれています。そこには、正しい情報と偽物の情報が混在しています。子どもたちにフェイクニュースの見分け方をわかりやすく紹介していますが、大人にも読んでもらいたい1冊となっています。メディアからの情報と向き合う時「誰がこれを書いたの?」「なぜこれを書いたの?」「これって本当?」というような問いかけをする「クリティカルシンキング」がメディアからの情報と向き合う時の鍵となり、真実とうそを見分けるのを助けます。