ボイスキュー2022年7月

ボイスキュー

ボイスキュー2022年7月

本格的な夏に向けて、楽しみなニュースが続々と発表されますね。
三島の夏といえば、おまつり!今年は大河ドラマの影響もあり、頼朝公旗挙げ行列に関心が集まっています。事前予習にぴったりな本を児童書の中から紹介します。夏休みに家族で手に取ってみてはいかがでしょうか。

源平絵巻物語(全10巻)

 本格的な挿絵に物語。「絵巻物語」と呼ぶのにふさわしいシリーズです。義経の幼少期など、大河ドラマでは採用されていないけれど、昔から親しまれてきた有名なエピソードが丁寧に描かれています。子どもから大人まですべての方におすすめします。


きずなの兄弟と鎌倉殿ー曽我物語ー

 昭和のはじめ頃まで「曽我物語」は、日本で知らない人はいないくらい有名なおはなしでした。兄弟ゆかりの史跡には多くの観光客が訪れ、現在の『新・聖地巡礼』のもととなったと言われています。こちらの本は、子どもたちに大人気の“青い鳥文庫”シリーズにおさめられ、現代の感覚にあった挿絵になっています。「曽我物語」の入口を知る一冊としてどうぞ。


歴史ごはんー食事から日本の歴史を調べる 食べられる歴史ごはんレシピつき!ー第2巻

 鎌倉時代って、どんなごはんを食べていたのでしょうか。実際に作れるレシピつきで、むかしのごはんが紹介されています。その人の身分によって、食べているものも違ったようです。北条氏の館跡からは多数の食器も発掘されているそうです。義時や流人時代の頼朝がどんな食事をしていたのか、どんな毎日をおくっていたのか、想像の翼を広げるのにとても役に立つ一冊です。